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上海の日本人街・虹口 もう一つの長崎

出版社名 彩流社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-7791-2334-4
4-7791-2334-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 198P 20cm

商品内容

要旨

上海の共同租界の一角に作られた日本人街は10万人を超える人々が活動し、その多くが長崎人だった。上海の日本人街の歩みを長崎人の関わりを通して描く、日中関係史の側面史。図版多数収載!

目次

1 「魔都」といわれた上海
2 虹口に形成された日本人街
3 上海と長崎の結びつき
4 上海の夜を彩った長崎の女性たち
5 増大する日本人の進出
6 上海の反日ストライキ―「五・三〇運動」
7 第一次上海事変(一九三二年)―戦争のなかの上海
8 第二次上海事変(一九三七年)―日本の上海占領へ
9 中国から見た二つの上海事変
10 日本人街の崩壊と上海日本人居留民の引揚げ

著者紹介

横山 宏章 (ヨコヤマ ヒロアキ)  
1944年、山口県下関市生まれ。一橋大学法学部卒業。朝日新聞記者を経て、一橋大学大学院法学研究科に進学し、法学博士。明治学院大学法学部、県立長崎シーボルト大学国際情報学部、北九州市立大学大学院社会システム研究科で、中華民国史を中心とした中国政治史を教える。北九州市立大学名誉教授、上海同済大学亜洲太平洋研究センター顧問教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)