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妖異

双葉文庫 す−11−04 日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集 4

出版社名 双葉社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-575-65898-9
4-575-65898-7
税込価格 693円
頁数・縦 309P 15cm

商品内容

要旨

妻が旅行で不在のあいだ、実家に戻った作家が、犬の散歩の際に訪れた河原で、のっぺらぼうの奇妙な人形を拾う(「人形」)。小さな箱を携え、エーゲ海の船旅に参加した男が、いけすかないアベックの殺害を企てる(「エーゲ海の殺人」)など、歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、奇異で妖しい物語を収録した珠玉作短編集シリーズ第四弾。

おすすめコメント

療養がてら実家に戻った作家が、犬の散歩の際に訪れた河原で、のっぺらぼうの奇妙な人形を拾う(「人形」)。小さな箱を携え、エーゲ海の船旅に参加した男が、いけすかないアベックの殺害を企てる(「エーゲ海の殺人」)など、歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、奇異で妖しい物語の数々を収録した珠玉作短編集シリーズ第四弾。

著者紹介

綾辻 行人 (アヤツジ ユキト)  
1960‐。京都大学在学中は推理小説研究会に所属。1987年、島田荘司の「薦」を付した『十角館の殺人』でデビュー、話題を呼んでミステリー界に「新本格」のムーブメントを促した。1992年、『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞を受賞
石川 喬司 (イシカワ タカシ)  
1930‐。東京大学文学部仏文科を卒業して毎日新聞社に入社、「サンデー毎日」や「小説サンデー毎日」などの編集に携わる。1962年に初のSF短編「岬の女」を発表、同時に評論活動も始める。1978年、評論集『SFの時代』で日本推理作家協会賞を受賞。ミステリーやSF関係の文学賞の選考委員を務める一方、競馬評論家としてテレビ番組に出演したことも
大下 宇陀児 (オオシタ ウダル)  
1896‐1966。九州帝国大学工学部に学び、農商務省臨時窒素研究所に勤務するが、同僚の甲賀三郎に刺激されて「金口の巻煙草」を執筆、1925年、「新青年」に掲載される。1928年にその研究所が解散、作家専業となり、人気作家として旺盛な創作活動を見せた。戦後は若者心理を丹念に描き、1951年に『石の下の記録』で探偵作家クラブ賞を受賞。探偵作家クラブの会長も務める
大坪 砂男 (オオツボ スナオ)  
1904‐65。東京薬学専門学校に学び、警視庁の鑑識課に勤務したこともある。戦争中、長野県に疎開し、近くにこれも疎開していた佐藤春夫の推薦で、1948年、「天狗」、「赤痣の女」、「三月十三日午前二時」を立て続けに発表。「戦後派五人男」の一人として、奇抜な着想と人間心理の綾で独自の世界を展開し、1950年に「私刑」ほかで探偵作家クラブ賞を受賞。ただ、文章へのこだわりが顕著だったせいもあり、1950年代後半で創作活動は途絶えた
加納 一朗 (カノウ イチロウ)  
1928‐。祖父は明治の文人・山田美妙。同人誌「宇宙塵」に参加してSFを書き始め、1960年、「宝石」に「錆びついた機械」発表。一方で、『歪んだ夜』を最初にミステリー長編も刊行している。年少者向き作品も多く、テレビアニメの脚本家としても活躍。1984年、シャーロック・ホームズのパスティーシュ『ホック氏の異郷の冒険』で日本推理作家協会賞を受賞
香山 滋 (カヤマ シゲル)  
1904‐75。大蔵省に勤務していた1946年、「宝石」の懸賞小説募集に「オラン・ペンデクの復讐」で入選(発表は翌年)、つづく『海鰻荘園奇談』で1948年に第1回探偵作家クラブ賞新人賞を受賞した。秘境探検家の人見十吉の活躍など作品多数だが、なかでも有名なのは1954年に公開された映画『ゴジラ』の原作である。また、『遊星人M』のようなSFも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)