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知的人生のための考え方 わたしの人生観・歴史観

PHP新書 1102

出版社名 PHP研究所
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-569-83650-8
4-569-83650-X
税込価格 1,012円
頁数・縦 312P 18cm

商品内容

要旨

人生をどうやって生きるべきか。いかに自己信頼と誇りを取り戻すか。日本の歴史をどう見ればいいのか―。“知の巨人”が遺した多数の名著から、思索のエッセンスを抽出。「自分探しの旅」「不確定性原理の意味」「小恍惚のすすめ」「自分ライブラリーのすすめ」「知的執筆術」「リソースフルのすすめ」「レトリックのすすめ」「精神の源流としての記紀」「和歌の前の平等」「言霊思想と言挙げせぬ国」「東京裁判史観からの解放」など、著者一流の知的生活への具体的なノウハウから、透徹した独特の歴史への視座まで、渡部人生学・歴史学を集大成。

目次

第1部 人生観を高めるための十五の視点(内的充実への生き方・考え方(「自分探しの旅」―「外からの規範」でなく「内からの規範」を求めて
近代科学思考からの自由―要素還元主義の弊害を超える ほか)
知的生活への生き方・考え方(自己探究としての知的生活―読書から築き上げる自己の思想と哲学
知的正直のすすめ―分からないことに対していい加減であるな! ほか))
第2部 歴史観を高めるための十九の視点(日本人の血に流れる精神(内なる伝統―日本人としてのアイデンティティーを探るために
精神の源流としての記紀―古事記と日本書紀は日本の貴重な宝 ほか)
国家としての日本の本当の姿(独自国家・日本―私たちがシナを「中国」と呼ぶのは変なこと
国体は変化すれども断絶せず―国家の中心に正統が座り続ける強み ほか))

著者紹介

渡部 昇一 (ワタナベ ショウイチ)  
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ4州の大学で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.Phil.(1958)、Dr.Phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、幅広く執筆。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞受賞。平成29年4月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)