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森の探偵 無人カメラがとらえた日本の自然

出版社名 亜紀書房
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-7505-1500-7
4-7505-1500-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 333P 19cm
シリーズ名 森の探偵

商品内容

要旨

オリジナルの撮影システムを駆使し、野生動物たちの素顔を撮り続けてきた写真家が明かす、撮影の秘密と森の歩き方。手掛かりを読み解き、カメラを仕掛け…森の中で撮影された、“決定的瞬間”の数々!野生動物たちの事件簿。

目次

第1章 動物たちの痕跡(けもの道の見つけ方
フクロウの棲む谷
動物たちの住宅事情)
第2章 生と死のエコロジー(自然界のサプリメント
スカベンジャーたち
死の終わり)
第3章 文明の力、自然の力(被災地の動物たち
外来種と在来種)
第4章 人間の傍で(シナントロープたちの事件簿
人間の同伴者)
終章 森と動物と日本人

おすすめコメント

写真家・宮崎学がとらえた決定的瞬間の数々から、この国の自然環境の変遷と現状が浮かび上がる。著者渾身のルポタージュ。

著者紹介

宮崎 学 (ミヤザキ マナブ)  
写真家。1949年長野県生まれ。精密機械会社勤務を経て、1972年写真家として独立。自然と人間をテーマに、社会的視点に立った「自然界の報道写真家」として活動中。1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞、1995年『死』で日本写真協会賞年度賞、同書と『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞
小原 真史 (コハラ マサシ)  
キュレーター・映像作家。1978年愛知県生まれ。IZU PHOTO MUSEUM研究員。監督作品に「カメラになった男―写真家中平卓馬」がある。2004年第10回重森弘淹写真評論賞、2016年日本写真協会賞学芸賞を受賞。東京藝術大学・東京工芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)