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誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

出版社名 草思社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-7942-2277-0
4-7942-2277-7
税込価格 1,836円
頁数・縦 222P 19cm

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商品内容

要旨

ヒトラー、チャーチル、ルーズベルト…悲劇の元凶はいったい誰だったのか?大著『裏切られた自由』を翻訳した歴史家がその記述をもとに浮き彫りにする歴史の真実!そして、日米開戦、原爆投下の真相とは?

目次

1章 ハーバート・フーバーの生い立ち(少年時代
スタンフォード大学時代、豪州での経験 ほか)
2章 『裏切られた自由』を読み解くその一:共産主義の拡散とヨーロッパ大陸の情勢(「編者序文」を読み解く:なぜ出版が遅れたのか、歴史修正主義とは何か
ルーズベルト外交の最初の失敗、ソビエトの国家承認 ほか)
3章 『裏切られた自由』を読み解くその二:チェンバレンの「世紀の過ち」とルーズベルトの干渉(ルーズベルトの尻尾が見えた「隔離演説」
行動を起こしたヒトラー(一)ズデーテンラント併合とミュンヘン協定 ほか)
4章 『裏切られた自由』を読み解くその三:ルーズベルトの戦争準備(中立法修正、干渉主義の最初の勝利
国民世論工作 ほか)
5章 連合国首脳は何を協議したのか(二回のワシントン会談 対独戦争優先の決定、原爆開発
カサブランカ会談 無条件降伏要求 ほか)

おすすめコメント

本書は、アメリカ大統領ハーバート・フーバーの大著『裏切られた自由』を翻訳した歴史家・渡辺惣樹氏が、同書の読みどころ紹介しつつ、新解釈の「日米戦争史」を提示する一冊です。フーバーは自身の感情を抑え、可能なかぎり「資料に語らせる」ことを心掛けて『裏切られた自由』を書き上げました。世界各国の政治指導者、また米軍の最高幹部とも直接やりとりできる立場にいたフーバーの記録について、著者は「第二次世界大戦を、この『裏切られた自由』に触れずして語ることはもはやできない」と書いています。第二次世界大戦にいたった真の原因は、じつはルーズベルト外交にあったのだという『裏切られた自由』の主張をコンパクトに手際よく紹介しながら、本書はまったく新しい第二次世界大戦像を浮かび上がらせます。原爆投下についても、米軍幹部の言葉を引用することで批判的に記述するなど、アメリカの元国家元首としては異例の記述も満載です。現代史に関心のある読者なら、文句なしに関心をもつ一冊といえます。

著者紹介

渡辺 惣樹 (ワタナベ ソウキ)  
日本近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日本開国』『日米衝突の根源1858‐1908』『日米衝突の萌芽1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)