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灯台はそそる

光文社新書 894

出版社名 光文社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-334-03999-8
4-334-03999-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 219P 図版16P 18cm

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要旨

犬吠埼、御前埼、剱埼、佐田岬といった地名から何を思い浮かべるだろうか。たいていの人の答えは「灯台」だろう。昼の美しい海と空をバックにポツンと立つ白い姿、あるいは夕暮れ時に暖かい灯をともす情感あふれる光景は、多くの人を魅了し、鉄道マニアにも似た熱烈なファンもいるようだ。本書では、そんな灯台マニアの一人で“灯台女子”を自称する著者が、灯台の魅力、灯台への愛情、保存への願いなどを綴っている。灯台は、GPSの進歩と普及、経費削減などの理由から、使用停止のみならず撤去・取り壊しが進む傾向にある。だが著者ら愛好家や海上保安庁、地元住民などはその文化的価値から、観光資源として、あるいは別目的の再利用のために保存すべきと考えている。著者は大学の資料館で学芸員として働くかたわらフリーペーパー「灯台どうだい?」編集発行人を務めている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2017年08月22日]

商品内容

要旨

海の安全を守る灯台。役割が重要なのはもちろんだが、ポツンと立つ姿は、人工物ながら風景を邪魔せず、むしろ趣を与える。実はファンは多く、好みのあり様も豊富。ところが今、灯台はまさに“崖っぷち”だ。GPSの台頭と省エネの流れの中、減少の一途…。その灯火を絶やさぬよう一人でもサポーターを増やすため、“灯台女子”が魅力と愛し方を余すところなく綴る。

目次

第1章 灯台の愛し方
第2章 灯台の基礎知識
第3章 世界の灯台
第4章 灯台守のいた時代
第5章 100年後の海にも灯台を!
特別編 私が愛する灯台10選

おすすめコメント

自称「灯台女子」の著者が、初心者でも楽しめるポイントを紹介。

著者紹介

不動 まゆう (フドウ マユウ)  
1977年、東京生まれ。フリーペーパー「灯台どうだい?」編集発行人。灯台愛好会ライトハウスラバーズに所属し、毎年「灯台フォーラム」を企画・開催する。公益社団法人燈光会一般会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)