石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2017年7月 |
ISBNコード |
978-4-06-220687-7
(4-06-220687-0) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 366P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2018年
第2回
大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞 |
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要旨 |
消えた10億円。沈黙する官邸・外務省。「機密費」という国家のタブーに挑んだのは、名もなき4人の刑事だった。人間の息遣いが聞こえるヒューマン・ノンフィクション。 |
目次 |
序章 半太郎 |
おすすめコメント
『しんがり 山一證券 最後の12人』『プライベートバンカー』などで知られる著者の書き下ろし。今回の舞台は警視庁捜査二課。2001年に発覚した外務省機密費流用事件、政官界を揺るがせたこの事件を掘り起こしたのは無名のノンキャリ刑事たちだった。容疑者は、着服したカネで次々と愛人を作り、競走馬を何頭も所有する外務省の「ノンキャリの星」。地道な裏付け捜査と職人技を駆使した取り調べ、そして容疑者と刑事の間に生まれる不思議な人間関係。機密費という「国家のタブー」に触れてしまった二課刑事(ニカデカ)たちを待っていたのは――。