• 本

恐竜探偵足跡を追う 糞、嘔吐物、巣穴、卵の化石から

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-16-390702-4
4-16-390702-5
税込価格 2,376円
頁数・縦 454P 20cm

商品内容

要旨

オーストラリア・クイーンズランド州で発見された三三〇〇もの恐竜の足跡化石。一九七九年、二人の古生物学者がその足跡を丹念に調査し、驚くべき論文「白亜紀のクイーンズランド州における恐竜の暴走」を発表する。「これらの足跡はすべて同じ方向に向く一〇〇匹以上の小型の恐竜のものだ。左方から登場する大型の三本指の足跡を見たまえ。これは大型の肉食恐竜だ。小型の恐竜たちはパニックを起こして一斉に逃げたのだ」だが二〇一三年、別の古生物学者がまったく違う推理を提起する。「これは湖岸を走った跡ではない、川で下流に向かって泳いだ時について足跡だ。何日もかけて刻まれたものである」と。日本人の古生物学者らと共に、恐竜の巣穴の化石を発見した著者が辿る、恐竜たちが生きた痕跡の化石の物語。

目次

第1章 恐竜を追う
第2章 この足は歩き、走り、すわり、泳ぎ、群れをなし、狩りをするために作られた
第3章 ラーク採石場の謎
第4章 恐竜の巣と子育て
第5章 地下にもぐる恐竜
第6章 折れた骨、歯型、歯に残された痕跡
第7章 なぜ恐竜は石を食べるのか
第8章 当時の名残―恐竜の吐物、胃の内容物、糞、その他、虫の知らせ
第9章 壮大な白亜紀を歩く
第10章 わたしたちの中に恐竜の足跡を辿る
第11章 恐竜の景観と進化の足跡

著者紹介

マーティン,アンソニー・J. (マーティン,アンソニーJ.)   Martin,Anthony J.
エモリー大学教授。古生物学者で地質学者にして、世界有数の生痕学者。巣穴を掘る恐竜を初めて共同発見し、地質記録に残る最古の恐竜の巣穴も発見した。また、南半球の極地に暮らした恐竜の、最も数が多く整った歩行跡を記録した。ジョージア州アトランタ在住
野中 香方子 (ノナカ キョウコ)  
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)