• 本

アカデミック・ハラスメントの解決 大学の常識を問い直す

出版社名 寿郎社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-909281-00-5
4-909281-00-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

理不尽な叱責や差別的発言、ネグレクト、長時間の実験の強要、不適切なオーサーシップによる研究成果の横奪…。学問ごとの慣習の違いを見極め、キャンパス内の諸問題を解決へと導く広島大学ハラスメント相談室の先進的取り組みを公開!

目次

第1章 アカデミック・ハラスメントとは何か(言葉の整理―キャンパス・ハラスメント、パワー・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント
アカデミック・ハラスメントの世界 ほか)
第2章 相談員は見た!知られざる学問研究の世界(学問分野のサブカルチャーとアカデミック・ハラスメント
理系のアカデミック・ハラスメント ほか)
第3章 アカデミック・ハラスメントへの対応(ハラスメント相談員の役割
解決までのステップ1「助言・情報提供」 ほか)
第4章 ハラスメントをなくすために大学が取り組むべきこと(大学という組織固有の難しさ
ハラスメントが起きにくい「体質」をつくる ほか)
アカデミック・ハラスメントに関する資料

著者紹介

北仲 千里 (キタナカ チサト)  
1998年、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。1997年ごろより「キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワーク」設立にかかわる。2007年から広島大学ハラスメント相談室准教授。NPO法人全国女性シェルターネット共同代表。NPO法人性暴力被害者サポートひろしま代表理事を務める
横山 美栄子 (ヨコヤマ ミエコ)  
1992年、お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得後退学。2004年から広島大学ハラスメント相談室教授、2005年から同相談室室長。NPO法人福岡ジェンダー研究所理事、NPO法人アジア女性センター理事、広島県情報公開・個人情報保護審査会委員、広島市ハラスメント対策委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)