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経済成長という呪い 欲望と進歩の人類史

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-492-31502-6
4-492-31502-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 206,16P 20cm

商品内容

要旨

私たちは無限の欲望という「呪い」から逃れられるのか。経済成長なき産業革命の時代でも進歩はありうるのか。人類史という壮大なアプローチから、“閉じてゆく”21世紀世界を読み解く。

目次

序論 経済成長なき進歩はありうるのか
第1部 経済成長の源泉(人類の時代―世界を支配するに至った「文明化」の過程
脱出―絶滅の危機
二〇二六年一一月一三日―人類を救った予想外の人口転換 ほか)
第2部 未来だ、未来だ(テクノロジーの特異点が迫りつつある
人間の労働はどうなるのか
失われた経済成長 ほか)
第3部 進歩を再考する(“新たな”大転換
自主独立とサバイバル
神話と恨み―物質的な富から解放されない人間 ほか)
結論 トライアングル地獄からの脱出と超越

おすすめコメント

人類は無限の欲望から逃れられないのか。ピケティ、アタリと並ぶ欧州を代表する知性による歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘

著者紹介

コーエン,ダニエル (コーエン,ダニエル)   Cohen,Daniel
1953年、チュニジア生まれ。フランスを代表する経済学者であり思想家。エリート校であるパリ高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリウール)の経済学部長。2006年には、経済学者トマ・ピケティらとパリ経済学校(EEP)を設立。元副学長であり、現在も教授を務めている。専門は国家債務であり、経済政策の実務家としても活躍している。また、『ル・モンド』紙の論説委員である。著書は多数あり、アメリカをはじめとして世界十数ヵ国で翻訳出版されている
林 昌宏 (ハヤシ マサヒロ)  
1965年、名古屋市生まれ。立命館大学経済学部経済学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)