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脳に心が読めるか? 心の進化を知るための90冊

出版社名 青土社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-7917-7007-6
4-7917-7007-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 209P 19cm

商品内容

要旨

これ一冊で科学と文化の最先端に触れる!心のある場所は脳かそれとも心臓か、ダンゴムシに意識はあるのか、フロイトの臨死体験、壮絶な老老介護、来るべき6度目の大絶滅…。90冊の本が伝える、90の魅惑的な世界観。言語とコミュニケーションの起源を研究する科学者による、驚きの読書案内。生物心理学者が薦める、絶対に読むべきすごい本。

目次

1 “脳に心が読めるか?”篇(そもそも何が1.6パーセントなのか―『われらはチンパンジーにあらず』
毎日食べるパンを焼く機械くらい―『ゼロからトースターを作ってみた結果』
活け作りはもうたぶん食べない―『魚は痛みを感じるか?』
世界を変える発見は個人でなされる―『知の逆転』
真にでたらめなことを人間はできないのだ―『科学で勝負の先を読む』 ほか)
2 “AIは小説を読まない”篇(マタネ。愛シテル―『アレックスと私』
その間ヴァイオリン作りは何をしていたのか―『ニューヨークのヴァイオリン職人』
永遠の現在に閉じ込められてしまった―『ぼくは物覚えが悪い』
本当の現在は、耳が捉えているのだ―『本を読むときに何が起きているのか』
YouTubeで10回以上聴いた曲があるなら―『誰が音楽をタダにした?』 ほか)

著者紹介

岡ノ谷 一夫 (オカノヤ カズオ)  
1959年栃木県生まれ。生物心理学者。慶応義塾大学文学部卒業。米国メリーランド大学心理学研究科博士課程修了。千葉大学文学部助教授、理化学研究所チームリーダー等を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。小鳥のさえずりに「歌文法」を発見し、そのなかに「言語の起源」を見出す進化のシナリオを描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)