• 本

天皇家の祖先・息長水依比売を追って 古代天皇史探訪

出版社名 アールズ出版
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-86204-293-4
4-86204-293-7
税込価格 3,850円
頁数・縦 853P 20cm

商品内容

要旨

そもそも天皇とは何か。大和民族の原型文化を始点に、天皇創始の道筋をたどる。景行天皇から応神、継体、天智、天武、そして今生天皇へ。皇統の主役となった「息長氏」の謎の系譜から見える天皇の天皇たる所以は?

目次

前編 天皇はいかに創始されたか(おもろ巡礼記―大和民族の原型文化を訪ねて
高天の原の物語―天地創造の神話
出雲の国の建国物語
天孫降臨説話にみる建国の事情
神武天皇の大和の国造りの物語 ほか)
後編 天皇制律令国家の成立への歩み(時代の嵐と落葉の欽明天皇
天の警告か、天然痘、大和に狂奔す―敏達天皇病没、北叟笑む馬子
神と仏の権力闘争
仏教を支柱に据える聖徳太子の光と影
氏族連合のフィナーレ―天皇制誕生の前夜 ほか)

おすすめコメント

大和民族の原型文化を始点に、天皇創始の道筋をたどる。景行天皇から応神、継体、天智、天武、そして今生天皇へ。 皇統の主役となった「息長氏」の謎の系譜から見える、そもそも天皇とは何か。   【今、天皇の在り方を考える7つのポイント】 ◆謎の氏族「息長氏」がなぜ正当な皇系となったのか  ◆古代琉球の島々に残る大和民族の原型  ◆天智天皇が定めた「不改常典」とは何か  ◆息長水依比売とは・・・  ◆律令国家の中心に立つ天智帝は「浄の世界」の指導者  ◆天武帝が望んだ万世一系と絶対権力「明神(あきつかみ)天皇」  ◆二人の異なるカリスマ天皇と天皇制のその後。

著者紹介

松本 昭 (マツモト アキラ)  
日本のミイラ(即身仏)研究の第一人者。半世紀にわたり即身仏の発掘と研究で中心的な役割をはたす。1925年、神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒。同大学院特別研究生を経て毎日新聞社入社。サンデー毎日、学芸部、政治部を経て事業部長。元昭和女子大学副学長、現名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)