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女興行師吉本せい 浪花演藝史譚

新版

ちくま文庫 や28−3

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-480-43471-5
4-480-43471-2
税込価格 748円
頁数・縦 285P 15cm
シリーズ名 女興行師吉本せい

商品内容

要旨

大正時代大阪演芸界を席捲した“吉本興業部”―現在の吉本興業の土台を作り上げた希代の名プロデューサー吉本せい。夫との死別後、弟たちと力をあわせて社業を盛り立てた六〇年の生涯を辿りつつ、桂春団治、エンタツ・アチャコら藝人たちの藝と生き方、「落語から漫才へ」と動く関西演藝の激動期を鮮やかに描く。NHK連続テレビ小説『わろてんか』主人公のモデルになった女社長の一代記。

目次

序章 家庭
1 第二文藝館
2 桂春團治と安来節
3 万歳と小市民
4 エンタツ・アチャコ
5 落語との訣別
6 崩壊
終章 南区心斎橋筋二丁目

著者紹介

矢野 誠一 (ヤノ セイイチ)  
1935年、東京生まれ。文化学院卒。62〜68年、八代文楽、圓生、五代小さんらの噺家をあつめた「精選落語会」を企画、成功させる。演劇・演藝評論、評伝、エッセイ等を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)