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日本文学全集 04

源氏物語 上

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-309-72874-2
4-309-72874-X
税込価格 3,850円
頁数・縦 689P 20cm
シリーズ名 日本文学全集

商品内容

要旨

恋に生き、切なさに、嫉妬に、美しさに涙する―日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る。

目次

桐壺―光をまとって生まれた皇子
帚木―雨の夜、男たちは女を語る
空蝉―拒む女、拒まぬ女
夕顔―人の思いが人を殺める
若紫―運命の出会い、運命の密会
末摘花―さがしあてたのは、見るも珍奇な紅い花
紅葉賀―うりふたつの皇子誕生
花宴―宴の後、朧月夜に誘われて
葵―いのちが生まれ、いのちが消える
賢木―院死去、藤壺出家

おすすめコメント

千年読み継がれる『源氏物語』が現代最高の訳で甦る。原文に忠実ながらも、読みやすく小説としての面白さが堪能できる角田訳。1帖「桐壺」から21帖「少女」まで、光源氏・恋の遍歴の巻。

著者紹介

角田 光代 (カクタ ミツヨ)  
1967年神奈川県生まれ。90年「幸福の遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)