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生きていくあなたへ 105歳どうしても遺したかった言葉

出版社名 幻冬舎
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-344-03172-2
4-344-03172-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 210P 18cm

商品内容

要旨

死を目前に紡がれた、生涯現役、渾身最期のメッセージ。

目次

第1章 死は命の終わりではない(105歳になられた日野原先生、死ぬのはこわくないのですか?
今までたくさんの人の死を見てきた先生にとって、死とはどのようなものですか? ほか)
第2章 愛すること(愛することと愛されること、先生はどちらを重視しますか?
長年連れ添った夫に死なれ、毎日さびしくてしかたありません。早く忘れる方法はありますか? ほか)
第3章 ゆるすことは難しい(聖書には人をゆるし、愛しなさいとあります。キリスト者である先生はすべての人をゆるしてきたのですか?
生まれ変わって生きるとはどういうことですか? ほか)
第4章 大切なことはすぐにはわからない(突然の災害で家族を亡くしました。この悲しみを私は乗り越えていけるのでしょうか?
これまでの人生でいちばん悲しかったことは何ですか? ほか)
第5章 未知なる自分との出会い(どうしたら先生のように、年をとっても若く元気でいられるのでしょうか?
人工知能をはじめ、医療の分野では様々な機械化の波が来ています。危惧する声も一方にありますが、先生はどうお考えですか? ほか)

おすすめコメント

「人間は弱い。死ぬのは僕もこわいです。」105歳の医師、日野原重明氏が、死の直前まで語った、希望と感謝の対話20時間越。最後の力を振り絞り伝えたかった言葉とは。生涯現役、渾身最期の一冊。   「死ぬのは僕でも怖いんだよ。」だからこそ、朝起きて自分が生きていることが、心から嬉しい。105歳になっても尚、僕にはまだ自分でも知らない未知の自分がたくさんあると感じているのです。 今、最後の力を振り絞って私がしたいのは、あなたとの対話です。人生の中で、いつも私と共にあったのは言葉でした。 私が言葉によって支えられてきたように、迷い傷ついたあなたへ、私の最期の言葉を伝えたいのです。(本書より抜粋)   2017年7月18日この世を去られた日野原重明さん。2016年年末からはじまった本書のインタビューは、亡くなる直前まで、時にはベッドに横たわりながら20時間以上行われました。言葉を軸にしながら、死と生、病と健康、出会いと別れ等々、人生の深淵について語ります。 【本書の内容】 第1章 死は命の終わりではない 第2章 愛すること 第3章 ゆるすことは難しい 第4章 大切なことはすぐにはわからない 第5章 未知なる自分との出会い

著者紹介

日野原 重明 (ヒノハラ シゲアキ)  
1911年(明治44年)10月4日、山口県山口市生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院に内科医として赴任。1951年米国エモリー大学に留学。1973年(財)ライフ・プランニング・センターを設立。1992年聖路加国際病院院長に就任。同名誉院長、聖路加国際大学名誉理事長を歴任。2000年「新老人の会」を結成。2005年文化勲章受章。2007年日本ユニセフ協会大使に就任。2010年コルチャック功労賞受賞。2017年7月18日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)