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磯崎新と藤森照信の「にわ」建築談義

出版社名 六耀社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-89737-998-2
4-89737-998-9
税込価格 3,740円
頁数・縦 278P 21cm

商品内容

要旨

斎庭(ゆにわ)、御嶽(うたき)、楽園(パラダイス)、無何有郷(ユートピア)、庭園(ガーデン)、境内、仙境、公園など、「建築」の外にある、さまざまな外部空間“にわ”について、磯崎新と藤森照信が、建築、都市という視点から、縦横無尽に語り合った建築口伝第3弾。

目次

第1章 自然信仰と「にわ」―日本古代の儀式と神遊び
第2章 道教の思想と浄土庭園
第3章 石庭と夢窓疎石
第4章 近代西洋における思想と庭園
第5章 現代の作例から―藤森照信の場合
第6章 現代の作例から―磯崎新の場合
世界観模型としての庭―「うみ」のメタフォア
日本庭園誕生記

著者紹介

磯崎 新 (イソザキ アラタ)  
1931年大分県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、丹下健三研究室を経て、63年磯崎新アトリエを設立。60年代に大分市を中心とした建築群を設計、90年代にはバルセロナ、オーランド、クラコフ、京都など、今世紀に入り中東、中国、中央アジアまで広く建築活動を行う傍ら、建築評論をはじめさまざまな領域に対して執筆や発言をしている。またカリフォルニア大学、ハーバード大学などの客員教授を歴任、多くの国際コンペでの審査員も務める
藤森 照信 (フジモリ テルノブ)  
1946年、長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。東京都江戸東京博物館館長。1986年、赤瀬川原平、南伸坊らと路上観察学会を結成し、『建築探偵の冒険・東京篇』を刊行(サントリー学芸賞受賞)。91年“神長官守矢史料館”で建築家としてデビュー。98年、日本近代の都市・建築史の研究(『明治の東京計画』および『日本の近代建築』)で日本建築学会賞(論文)、2001年“熊本県立農業大学校学生寮”で日本建築学会賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)