百円の男ダイソー矢野博丈
出版社名 | さくら舎 |
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出版年月 | 2017年10月 |
ISBNコード |
978-4-86581-122-3
(4-86581-122-2) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 294P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 生活雑貨など多品種の商品をすべて「100円(税別)」の定価で販売する「100円ショップ」は、今ではすっかり当たり前の業態として定着している。その最大手が「ザ・ダイソー」を運営する大創産業だ。2017年3月時点で国内3,150店舗と、海外26の国・地域に合計1,800店舗を展開し、年間4200億円を売り上げる。広島でのトラック1台の移動販売からスタートし、一代でここまでのグローバル企業に育て上げたのは、創業者で代表取締役の矢野博丈氏である。本書は矢野氏の評伝。没落した家の貧乏医者の8人兄弟の末っ子に生まれた矢野氏は、学生結婚をした妻の実家の養殖業で借金を負わされ、東京に夜逃げ。その後ちり紙交換など職を転々とし、金持ちの養子になるも半年で逃げ出し、ひょんなきっかけから移動販売で成功をつかむ。本書ではそんな矢野氏の波乱万丈の半生を追いながら、ダイソーが開発した稀有なビジネスモデルの秘密に迫っている。著者は元「週刊文春」記者の幅広いジャンルで創作活動を続ける作家。 |
商品内容
要旨 |
ダイソーは「潰れる!潰れる!」といわれ、今日の成功がある!利益一円でも売る100均商法で不可能を可能にしたダイソー社長!初めて書かれる、誰も思いつかなかった新ビジネスモデルをつくった商売秘話! |
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目次 |
第1章 仕入れは貧乏と格闘技 |
おすすめコメント
利益一円でも売る商法で、不可能を可能にした社長! 「これが100円か!」で日本人に衝撃を与えた100均のダイソー(1977年12月設立)。創業者・矢野博丈は学生時代から七転八起! いくつかの事業を失敗して、スーパーなどの店先で棚板に商品を並べて「100円均一」で売ったところ大当たり。一日で100万円を売り、スーパー店長が仰天。その成功の秘密は利益一円でも売ることにあった。先行するライバルは100円の粗悪品、ダイソーは「100円の高級品」。利益一円でも売る商法である。この差が消費者の心をつかんだ。 常設店舗一号はダイエーの隣。その後も色々とあったが、月に68店舗を出店した時期もあった。現在は国内外に4,700店舗。しかも、商品の99パーセントが自社開発商品である。本書では、あまりマスコミに出ない矢野社長を、同郷のジャーナリスト大下英治氏が徹底取材。前例のない「100円商法」の波瀾万丈・型破りの経営を描く!