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寝る前に読む一句、二句。 クスリと笑える、17音の物語

出版社名 ワニブックス
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-8470-9617-4
4-8470-9617-7
税込価格 1,404円
頁数・縦 207P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 寝る前に読む一句、二句。 クスリと笑える、17音の物語

    TV「プレバト」の名物先生の夏井いつきさんによる俳句指南書。とは言っても、ただの解説本であるはずがない。これまた俳人である妹さんとのかけあいにより、俳句の面白さや奥深さが読んでるうちに身についてしまう。チクリもあり、笑いもあり、ライブ感いっぱい。もとろん、そこここに散りばめられた、名句の解説により、わが国の誇るべき俳句文化にあらためて向き合う機会になる。とにかく楽しい一冊です。

    (2017年12月7日)

商品内容

要旨

1日の終わりに、愉快な俳句と小さな気づきを。俳人姉妹が軽妙に語り合う「ケーハツ的」対談。

目次

いつの間にがらりと涼しチヨコレート(星野立子)
風生と死の話して涼しさよ(高浜虚子)
短夜や乳ぜり啼く児を須可捨焉乎(竹下しづの女)
サルビアを咲かせ老後の無計画(菖蒲あや)
酔ひ戻り夜の鶏頭にぶつつかる(波多野爽波)
親芋の子芋にさとす章魚のこと(フクスケ)
罪なくも流されたしや佐渡の月(ドナルド・キーン/鬼怒鳴門)
たとふれば独楽のはぢける如くなり(高浜虚子)
笑ひ茸食べて笑つてみたきかな(鈴木真砂女)
鰯雲人に告ぐべきことならず(加藤楸邨)〔ほか〕

おすすめコメント

『プレバト!!』の俳句コーナーで大人気!  夏井いつき先生がセレクトした名句を、初心者でも楽しめるよう解説した、教養としての俳句本。 コンセプトは、眠る前に一句、二句味わってから眠ると心地いい、クスリと笑える俳句。 夏井先生の鋭い視点とカラリとした表現が、思わずクセになる1冊です。 俳句観察の話し相手は、夏井先生の妹であり、俳人でもあるローゼン千津さん。 実の妹だからこそ言い合える「人生×俳句」トークは、死ぬまでにやりたい「棺桶リスト」から、経験者は語る「熟年離婚」の話、姉妹で違う「親との付き合い方」、はたまた「女の老い方」まで多岐にわたります。 また、夏井先生の日常が垣間見えるコラム「夏井いつきのまなざし」も10本収録。 毒舌だけでは終わらない、粋とユーモアが詰まった1冊です。 いつの間にがらりと涼しチヨコレート 星野立子  *俳句的観察は、愛です  風生と死の話して涼しさよ 高浜虚子  *「さばさばと死ぬ」ということ  短夜や乳ぜり啼く児を須可捨焉乎 竹下しづの女  *そのうち自分でウンチふく!  サルビアを咲かせ老後の無計画 菖蒲あや  *死ぬまでにやりたい「棺桶リスト」   ほか 来ればすぐ帰る話やつりしのぶ 西村和子  *親との付きあい方、姉妹の役割  水著つけて乳のへ淋し老夫人 江口帆影郎  *女の良い「老い方」とは  どかと解く夏帯に句を書けとこそ 高浜虚子  *正しく美しき「ファン」の掟  など

著者紹介

夏井 いつき (ナツイ イツキ)  
昭和32年生まれ。8年間の中学校国語教諭の後、俳人へ転身。「第8回俳壇賞」受賞。俳句集団「いつき組」組長。創作活動に加え、俳句の授業・句会ライブ、「俳句甲子園」の創設にも携わるなど幅広く活動中。TBS系『プレバト!!』俳句コーナー出演などテレビやラジオでも活躍。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」、朝日新聞愛媛俳壇、愛媛新聞日曜版小中学生俳句欄、各選者。2015年より初代俳都松山大使
ローゼン 千津 (ローゼン チズ)  
愛媛県生まれ。大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。いつき組俳人。平成元年、黒田杏子先生の藍生俳句会に入門し、俳句を始める。ニューヨークで十年余り育児を楽しみ、平成23年帰国後、姉いつきの紹介で、“俳句を作りながら俳都松山を歩く”ガイドになる。55歳の誕生日に、英語と日本語の句集『55』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)