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花のお江戸で粗茶一服

出版社名 ポプラ社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-591-15608-7
4-591-15608-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 427P 19cm

商品内容

要旨

弓、剣、茶の「三道」を伝える“坂東巴流”の嫡男・友衛遊馬、二十歳。家出先の京都から帰還するも、家元でさえ副業しなければ家族を養えない貧乏流派ゆえ、働き口を探してこいと言われてしまう。建造が始まったスカイツリーの警備員に収まるが、周囲からは「あそこの跡継ぎはダメだ」と後ろ指を指され、ガールフレンドとの仲も“行き止まり”。冴えない日々の中、曲者ぞろいの茶人武人にやりこめられながら、遊馬は自分の進むべき道をぐるぐると探しつづける。明日が見えないあなたに贈る笑えて泣けて元気になれる物語。

おすすめコメント

〈坂東巴流〉の家元Jr.友衛遊馬、20歳。自分の目指す茶の道とは、剣の道とは、弓の道とは――を考え続ける。笑いと涙の完結篇!

著者紹介

松村 栄子 (マツムラ エイコ)  
1961年静岡県生まれ、福島県育ち。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。90年『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞を、92年『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)