「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす
光文社新書 917
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2017年11月 |
ISBNコード |
978-4-334-04323-0
(4-334-04323-2) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 242P 18cm |
商品内容
要旨 |
多くの日本人が、丁寧な暮らしや、家事をきちんとこなすこと、配慮の行き届いた子育てをすることを理想としている。しかし他方では、日本人の「完璧家事」や「手づくり」礼賛の傾向、さらに昨今のシンプルな暮らし(「断捨離」「ミニマリズム」など)の流行は、母親への目に見えない圧力となると同時に、家族との分業を阻んだり、葛藤の原因ともなっている。日本の家事の「あたりまえ」は海外の人の目にはどう映るのか。なぜ日本では男性の家事参加が進まないのか。国や学校により「よい母、よい家庭」であるよう仕向けられてきた歴史とは。翻訳家として他国の友人も多く、家事や掃除術の専門家でもある著者が、多くの聞き取りや国際比較などを参照しながら、気楽で苦しくない家事とのつきあい方を提案する。 |
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目次 |
第1部 完璧家事亡国論(日本の主婦は家事をしすぎ? |
おすすめコメント
ナチュラルクリーニングのプロが、日本人の完璧家事の傾向や、シンプルな暮らしの流行にまったをかけ、家事というものを相対化する