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「新しき村」の百年 〈愚者の園〉の真実

新潮新書 743

出版社名 新潮社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-10-610743-6
4-10-610743-0
税込価格 821円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

一世紀前、武者小路実篤を中心として「新しき村」が創設された。戦争や暴動など国内外が騒然とする時代にあって、「人類共生」の夢を掲げた農村共同体は、土地の移転、人間関係による内紛、実篤の離村と死没など幾度も危機にさらされながらも、着実な発展を遂げていく。平成以降、高齢化と収入減のため存続が危ぶまれるなか、世界的にも類例のないユートピア実践の軌跡をたどるとともに、その現代的意義を問い直す。

目次

1 「坊っちゃん」登場―白樺派の闘将・武者小路実篤
2 つのる社会不安/新しき村誕生
3 知識人の冷笑/実篤離村/ダム湖に沈む
4 東の村への移住/東京支部の活動
5 戦中戦後の実篤
6 自活達成と実篤没後の村
7 押し寄せる超高齢化の波
8 ユートピア共同体の運命/液状化する世界
9 ポスト・モダンの帰農
10 創立百年を超えて―人類共生の夢

おすすめコメント

一世紀前、武者小路実篤を中心として「新しき村」が創設された。戦争や暴動など国内外が騒然とする時代にあって、「人類共生」の夢を掲げた農村共同体は、土地の移転、人間関係による内紛、実篤の離村と死没など幾度も危機にさらされながらも、着実な発展を遂げていく。平成以降、高齢化と収入減のため存続が危ぶまれるなか、世界的にも類例のないユートピア実践の軌跡をたどるとともに、その現代的意義を問い直す。

著者紹介

前田 速夫 (マエダ ハヤオ)  
1944(昭和19)年、福井県生まれ。民俗研究者。東京大学文学部英米文学科卒。文芸編集者として武者小路実篤をはじめ多くの作家を担当。「新潮」編集長を務めた。主な著書に『余多歩き 菊池山哉の人と学問』(読売文学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)