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好古の瘴気 近代奈良の蒐集家と郷土研究

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-7664-2480-5
4-7664-2480-8
税込価格 6,912円
頁数・縦 312,59P 22cm

商品内容

要旨

アカデミズムの視線を撥ね返す、あくなき蒐集・踏査と人々のネットワーク。「郷土で研究する」(柳田国男)ことの意味を近代奈良に探る。

目次

郷土に何が起こったか
顕彰のモニュメント(平城神宮創建計画と奈良―「南都」と「古京」をつなぐもの
南朝史蹟の考証と地域社会―北畠治房と賀名生村)
師範ネットワークと雑誌(高田十郎『なら』に見る近代大和の「地域研究」ネットワーク
「うまし国奈良」の形成と万葉地理研究
奈良万葉植物園の創設過程
蒐集家崎山卯左衛門の郷土研究)
雄飛する心身(雑誌『寧楽』の仏教美術研究―郷土文化と請来古物
宮武正道の「語学道楽」―趣味人と帝国日本)
付録 インドネシアからの手紙―兵士と言語研究者

おすすめコメント

近代奈良の郷土研究者たちの知的営為を追い、彼らの現場・現物主義と、場所とモノへの執着とから、地域の知的構造を明らかにする。

著者紹介

黒岩 康博 (クロイワ ヤスヒロ)  
1974年京都市生まれ。2004年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学人文科学研究所助教を経て、2014年より天理大学文学部歴史文化学科講師。博士(文学)。専門は社会・文化・娯楽を主とする日本近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)