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治安維持法と共謀罪

岩波新書 新赤版 1689

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-00-431689-3
4-00-431689-8
税込価格 907円
頁数・縦 242P 18cm

商品内容

要旨

いま戦前回帰の企てが顕著になっている。治安維持法は市民刑法から治安刑法への転換の象徴であった。戦後、法の廃止に逆らい、治安維持法下の諸制度は「戦時の衣」を「平時の衣」に切り替え、例外から原則の制度に逆転し、拡大されることになった。共謀罪が創設され、いま大きく変容しつつある日本の刑事法を問う。

目次

第1章 拡大し続ける規制(治安維持法の制定―大正十四年
緊急勅令という禁じ手―昭和三年改正 ほか)
第2章 市民刑法と治安刑法(戦前における刑法の歩み
無視される基本原則 ほか)
第3章 戦時から平時へ(検察官司法の温存
捜査官の強制処分権 ほか)
第4章 「犯罪の予防」と「犯罪者の更生」(戦後の「転向」政策
施設と社会での保安処分)
第5章 共謀罪―平成の治安維持法(四度目の正直
無限定な要件 ほか)

著者紹介

内田 博文 (ウチダ ヒロフミ)  
1946年大阪府堺市生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。九州大学名誉教授、神戸学院大学法学部教授。専門は刑事法学(人権)、近代刑法史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)