共感のレッスン 超情報化社会を生きる
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2017年12月 |
ISBNコード |
978-4-08-771127-1
(4-08-771127-7) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 195P 19cm |
商品内容
要旨 |
情報に囲まれるほど、人は孤絶していく―。今こそ必要なコミュニケーションの原型を探る刺激的な対論。「わたし」と「あなた」の間に在るものとは? |
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目次 |
グローバル・ブレイン |
おすすめコメント
私たちは、かつてないほど「情報」に取り囲まれて生きている。LINEやTwitterが日常になり、コミュニケーションの有りようは劇的に変化した。さまざまな個人情報が、本人が自覚することなくネットを通じて集積され、それによって人が無意識のうちに規定される事態さえ生じている。だが、それで私たちは豊かになっているのだろうか。情報に取り囲まれることで、却って人が孤絶する事態が生じているのではないか? 人類学や生命科学などの知見を踏まえ、身体性に基づいた「共感の知」の必要性を説き、コミュニケーションの本質を論じる刺激的な対談。
出版社・メーカーコメント
デジタル化が浸透し、脳や意識の次元に多くが委ねられている今、人間本来のコミュニケーションのあるべき姿を追究する。身体性や無意識に着目し、自己と他者の境界に新たな光をあてる刺激的な対論。
内容抜粋
【目次】 はじめに 「とりあえず脳や心のことはパスしよう」 第1章 グローバル・ブレイン 第2章 自己免疫反応 自己と非自己はどう区別されるのか 第3章 なぜ人が感じていることが分かるのか 第4章 遺伝子なんか関係ない 第5章 「わたし」は身体の内にも外にも存在している 第6章 接続された女 第7章 恋人選びの心と性の未来 第8章 記憶は脳の外に存在する? 第9章 ホモ・デメンス(錯乱するヒト) 第10章 人はなぜ夢を見るのか 第11章 旅する身体 第12章 転生を生きる あとがき