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ハッパノミクス 麻薬カルテルの経済学

出版社名 みすず書房
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-622-08663-5
4-622-08663-8
税込価格 3,080円
頁数・縦 280,10P 20cm

商品内容

要旨

『エコノミスト』エディターが、アンデスのコカ畑から、中米の監獄まで、麻薬の「聖地」をくまなく取材。M&A、CSR、サプライチェーン管理、オフショアリング…巨大カルテルの多国籍企業顔負けの経営戦略を解き明かす!

目次

Introduction カルテル株式会社
コカインのサプライ・チェーン―ゴキブリ効果と3万パーセントの値上がり
競争か、協力か―「殺し合う」よりも「手を組む」ほうが勝るワケ
麻薬カルテルの人材問題―ジェームズ・ボンドがミスター・ビーンと出会うとき
PRとシナロアの広告マン―なぜカルテルは「企業の社会的責任」を重視するのか
オフショアリング―ジャングルでビジネスを行なうメリット
フランチャイズの未来―ギャングはマクドナルドから何を盗んだか
法律の先を行くイノベーション―“脱法ドラッグ”業界の研究開発事情
オンライン化する麻薬販売―ネット・ショッピングが向上させた売人の顧客サービス
多角化するカルテル・ビジネス―麻薬の密輸から人間の密輸へ
いたちごっこの果てに―麻薬王たちを脅かす合法化の波
経済学者は最高の警官

著者紹介

ウェインライト,トム (ウェインライト,トム)   Wainwright,Tom
『エコノミスト』誌エディター(イギリス)。以前は同誌のレポーターをメキシコシティで務め、メキシコ、中米、および米国国境周辺地域を担当。オックスフォード大学で哲学、政治、経済学を修めた。『ハッパノミクス―麻薬カルテルの経済学』が初の著作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)