• 本

探偵少女アリサの事件簿 〔2〕

今回は泣かずにやってます

出版社名 幻冬舎
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-344-03224-8
4-344-03224-1
税込価格 1,512円
頁数・縦 313P 19cm
シリーズ名 探偵少女アリサの事件簿

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ギャグとミステリのバランスが絶妙な一品!

     犯罪の手伝い以外は基本なんでも請け負う便利屋『なんでも屋タチバナ』の看板を掲げる青年、橘良太と世界的な名探偵ケイコ・アヤラギとその夫で日本国内において有名な(奥さんよりも明らかに格下の)探偵、綾羅木孝三郎の二人を親に持ち、ロリータ・ファッションに強いこだわり持つ十歳の探偵少女、綾羅木有紗。本書はそんな二人が事件に巻き込まれ(あるいは首を突っ込み)ながらも、謎を解いていく『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』から続く連作ミステリ・シリーズの第二弾になります。
     東川作品をレビューするたびに書いているような気がしますが、まずキャグとミステリのバランスが絶妙です。何気ないやりとりが結末に至るとミステリの重要な伏線だったことに気付かされる。ギャグとミステリが乖離することなく、しっかりと絡み合っています。代替が利きそうで実は代替が利かない、そんな稀少で、得難い才能だと私は思っています。そして本作ではほっこりする話や辛辣な話が(ユーモアの色が消えない程度に)織り交ぜられていて、物語として深化しているような印象を受けました。今後も楽しみなシリーズです。

    (2018年1月6日)

商品内容

要旨

勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新城で『なんでも屋タチバナ』を始めた俺、橘良太。31歳。独身。長所、特になし。特技は寝ること。最近は、隣駅の溝ノ口に住む名探偵一家の主・綾羅木孝三郎がお得意様。娘の綾羅木有紗の子守役を仰せつかっている。しかしこの有紗、10歳にして名探偵を気取っており、俺が依頼された事件にことごとく首を突っ込みたがる。そんなある日、孝三郎の代わりに有紗と高橋さん一家の奥多摩バーベキューに付き添っていたら、なんと溺死体に遭遇してしまい…!?天才美少女探偵&ヘタレ三十路男が難事件に挑む!大人気シリーズ第二弾。爆笑必至のユーモア・ミステリー。

おすすめコメント

「この事件の謎は、 絶対あたしが 解き明かしてやるんだから」   勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新城で 『なんでも屋タチバナ』を始めた俺、橘良太。 三十一歳。独身。長所、特になし。特技は寝ること。 最近は、隣駅の溝ノ口に住む名探偵一家の主・綾羅木孝三郎がお得意様。 娘の綾羅木有紗の子守役を仰せつかっている。 しかしこの有紗、10歳にして名探偵を気取っており、 俺が依頼された事件にことごとく首を突っ込みたがる。   そんなある日、孝三郎の代わりに有紗と高橋さん一家の奥多摩バーベキューに 付き添っていたら、なんと溺死体に遭遇してしまい……!?   美少女探偵×ヘタレ三十路男による 爆笑必至のユーモア・ミステリー

著者紹介

東川 篤哉 (ヒガシガワ トクヤ)  
1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業。2002年カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクトで長編デビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞を受賞し、大ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)