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女神信仰と日本神話

出版社名 青土社
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-7917-7032-8
4-7917-7032-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 155P 19cm

商品内容

要旨

日本の神話における女性の神々の役割を多角的に分析し、現在にいたるまで私たちの信仰や生活に影響をあたえつづけている女神の力を、日本だけでなく、他の地域の古代信仰や男性神との比較から明らかにする。

目次

第1章 縄文時代の宗教の中心だった地母神の信仰(地母神を表わした土偶
オホゲツヒメとウケモチに受け継がれた縄文時代の母神の性質
里芋の栽培の名残り ほか)
第2章 ヌナカハヒメとの結婚によって完成した八千矛の神の国作り(ヤチホコの神とヌナカハヒメの歌のやり取り
国作りの締めくくりとなったスセリビメとの交合
スクナビコナとした国作りの意味 ほか)
第3章 アマテラス大御神に見る日本人の憧憬の化身(生まれるとすぐに天上の神々の女王になったアマテラス大御神
他の神話で最高神たちが神々の王になるためにした戦い
最高神であり続けるために、エジプトの太陽神レーがした戦闘 ほか)

著者紹介

吉田 敦彦 (ヨシダ アツヒコ)  
1934年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専攻課程修了。フランス国立科学研究所研究員、成蹊大学文学部、学習院大学文学部教授を歴任。学習院大学名誉教授。専攻は比較神話学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)