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単細胞にも意地がある

集英社文庫 し11−48 ナマコのからえばり

出版社名 集英社
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-08-745693-6
4-08-745693-5
税込価格 572円
頁数・縦 203P 16cm

商品内容

要旨

このところ、釣りと焚き火とビールがあればシアワセで、孫の成長に目を細める「いいじいじい」化していたシーナが、ついに冒険の旅に出た。向かうは火山と氷河の地アイスランド。元気の素はやたらとうまいスモークサーモンと羊肉。もちろんビールはかかせない。巨大なサメやタラの一本釣りにも挑むが、果たして!?バクハツ的なシーナの日常が詰まったとっ散らかりエッセイ、堂々の最終巻!

目次

1 謎のどろめ祭り(謎のどろめ祭り
爪切りハイジャッカー ほか)
2 フィヨルドの北極海を行く(単細胞の研究
フィヨルドの北極海を行く ほか)
3 拡声器国家、日本(六月の疲労とカタルシス
拡声器国家、日本 ほか)
4 あらしの夜に(蚊のフリカケも悪くない
夏の盛りの暑い日に ほか)
5 秋ふかし老人ぶつぶつ日記(胃カメラを飲んできた
火星のロビンソン ほか)

出版社・メーカーコメント

よく考えるけど考えすぎない! 雑魚釣りと焚き火とビールを愛し、原稿書きに追われながら三匹の孫に翻弄されるシーナ的日常をつづった大好評エッセイシリーズ、堂々の最終巻。(解説/宍戸健司)

著者紹介

椎名 誠 (シイナ マコト)  
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。88年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞。著書多数。映画監督作品に『白い馬』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)