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近代日本メディア人物誌 ジャーナリスト編

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-623-07482-2
4-623-07482-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 311P 21cm
シリーズ名 近代日本メディア人物誌

商品内容

要旨

メディアは人である。ジャーナリストが時代と向き合い、格闘し、栄光と挫折を積み重ねてきたことで今日のメディアが存在する。本書は、『近代日本メディア人物誌―創始者・経営者編』の続刊であり、日本のメディアの歴史を、時代を代表するジャーナリストたちの活躍から見ていくものである。言論はいかに世の中を動かしてきたか。メディアが多様化し、グローバル化の中でそのあり方を問われている今日にあって、その源流を改めて考え直すことを提言する一冊である。

目次

第1部 明治期―「言論の自由」をめぐる攻防(末広鉄腸―言論の自由と輿論政治の理想を求めて
中江兆民―恩賜的民権から恢復的民権へ ほか)
第2部 大正期―デモクラシーとジャーナリズムの発展(松崎天民―社会探訪の名手
村嶋歸之―「労農記者」と呼ばれたジャーナリスト ほか)
第3部 昭和前期―「帝国の戦争」に対して(石橋湛山―小日本主義者の見識とその孤高
中野正剛―民権派ジャーナリストから朝野の政治家へ ほか)
第4部 昭和後期―戦後とは何だったのか(大宅壮一―二つの大衆社会化状況を生きた、「無思想」の「マスコミの王様」
田英夫―ニュースキャスターの草分け ほか)

著者紹介

土屋 礼子 (ツチヤ レイコ)  
1995年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学政治経済学術院教授。博士(社会学)
井川 充雄 (イカワ ミツオ)  
1995年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。立教大学社会学部教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)