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その後の震災後文学論

出版社名 青土社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7917-7044-1
4-7917-7044-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 254,4P 19cm

商品内容

要旨

すぎゆく日常のなかで、わたしたちは、震災の何を記憶し、そして何を忘れてしまったのか―。あの日に更新することを余儀なくされた「読み」と「批評」と真摯に向き合い、これからの文学の地平を見通す。不安、崇高、憑在論で読み解く、未来への文学論。

目次

序章 『震災後文学論』のあとで
第1章 震災後文学とマイノリティ
第2章 フクシマとは何か
第3章 フクシマからヒロシマ、ナガサキへ
第4章 震災から戦争へ
第5章 震災後文学の憑在論(hauntology)
第6章 フクシマ以後の崇高と不安の憑在論
第7章 放射能災と生のあやうさ

著者紹介

木村 朗子 (キムラ サエコ)  
1968年生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。専門は言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)