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ファシズムの正体

インターナショナル新書 019

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7976-8019-5
4-7976-8019-9
税込価格 756円
頁数・縦 189P 18cm

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要旨

欧米諸国での格差の拡大や、ナショナリズムの広がりを懸念する声は小さくない。そこから、第二次世界大戦前夜のファシズムの勃興を連想する人もいるかもしれない。だが、本書の著者、佐藤優氏は、現代日本人はファシズムの思想や論理を理解していないと指摘する。ファシズムはイタリアのムッソリーニ率いる国家ファシスト党の政治運動や思想を指す言葉だが、実は相違点の多いヒトラーによるナチズムと混同しがちで、「悪」のイメージで捉えられすぎているというのだ。本書では、意外にも福祉国家とも親和性が高い本来のファシズムについて、その提唱者であるムッソリーニの思想や、第二次世界大戦時の行動を追いつつ、その論理を分析。さらに、排外主義的なファシズムが日本で台頭する可能性と、それを防ぐにはどうしたらいいかを考察している。著者は元外務省主任分析官の作家で、多数の著書がある。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年03月20日]

商品内容

要旨

世界各国でファシズムの足音が響き始めている。国民を一つに束ねるファシズムが社会の不安定化を機に台頭してくるのは、近代以降の歴史で何度も繰り返されてきたことだ。その流れに抗するためには「ファシズムの論理」を正確に理解する必要がある。しかし、日本ではムッソリーニのファシズムとヒトラーのナチズム、そして戦前日本の軍国主義が同一視され、その違いすら理解されていない。佐藤優がファシズムの本質を解説する。

目次

序章 なぜ今、ファシズムを学ぶ必要があるのか
第1章 ファシズム前史のイタリアとムッソリーニ
第2章 ファシズム独裁の誕生と死
第3章 ファシズムの内在的論理
第4章 ファシズムを用意した「生の哲学」
第5章 テクノロジーとしてのファシズム
第6章 日本でファシズムは可能か

おすすめコメント

静かに忍び寄る21世紀のファシズム。 グローバル資本主義の暴走の先にファシズムが待つ!   世界各国でファシズムの足音が響き始めている。国民を一つに束ねるファシズムが社会の不安定化を機に台頭してくるのは、近代以降の歴史で何度も繰り返されてきたことだ。その流れに抗うためには「ファシズムの論理」を正確に理解する必要がある。 しかし、日本ではムッソリーニのファシズムとヒトラーのナチズム、そして戦前日本の軍国主義が同一視され、その違いが理解されていない。佐藤優がファシズムの本質と、その先にある危険を解説する。   (目次より抜粋) 序章:なぜ、いまファシズムを学ぶ必要があるのか 第一章:ファシズム前史のイタリアとムッソリーニ 第二章:ファシズム独裁の誕生と死 第三章:ファシズムの内在的論理 第四章:ファシズムを用意した「生の哲学」 第五章:テクノロジーとしてのファシズム 第六章:日本でファシズムは可能か   【著者略歴】  佐藤 優(さとう まさる) 作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年、同志社大学大学院神学科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館勤務後、本省国際情報局分析第一課において主任分析官として活躍。『国家の罠』(新潮文庫)で、毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮文庫)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他、『「知」の読書術』(集英社インターナショナル)、『世界史の極意』(NHK出版新書)、『牙を研げ』(講談社現代新書)など著書多数。

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年、同志社大学大学院神学科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館勤務後、本省国際情報局分析第一課において主任分析官として活躍。『国家の罠』(新潮文庫)で、毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮文庫)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)