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発達障害は最強の武器である

SB新書 425

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7973-9245-6
4-7973-9245-2
税込価格 864円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

マイクロソフト日本法人元社長の著者は、小学生の頃、教室の中をふらふらと歩き回り、勝手にどこかへ行ってしまうこともあった。「頭がおかしいのではないか?」と心配され、母親と一緒に何度も教育委員会に呼ばれた。ビル・ゲイツ氏をはじめ、かつてのマイクロソフトの幹部たちは、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(すぐに行動してしまう)など、発達障害の特徴を持ち合わせた人ばかり。ただし、「衝動性」も「すぐ行動する」と考えれば、強い武器になる。自らの実体験をもとに発達障害を武器にする術を教えてくれる。

目次

序章 これからの時代、周りの人たちと違ってなんぼ
第1章 飽きっぽい自分とのつき合い方
対談 それはADHDの特徴ですね(香山リカ×成毛眞)
第2章 IT業界は発達障害者だらけ?
第3章 発達障害の子どもの可能性を考える
対談 僕も子どもの頃、教室をふらついていた(和田秀樹×成毛眞)
第4章 空気が読めなくたっていいじゃない
第5章 社会人としてADHDの特性を発揮

おすすめコメント

極端に変わっている人が得をする時代ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズも発達障害を武器にした。スティーブン・スピルバーグ、さらにはケネディ大統領、エジソン、アインシュタイン、ウォルト・ディズニーも。楽天の三木谷浩史社長もその傾向があると公表しているように、そもそも経営者に発達障害を抱える人が多いと言われる。ビル・ゲイツのかつての部下、元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんも、幼い頃から発達障害(ADHD=注意欠陥・多動性障害)の症状を抱えている。小学生の頃、母親に何回も教育委員会に連行された。教室でおとなしく座っていられず、担任の先生から「教育委員会にいって相談してください」と言われたからだ。成毛さんは「先生は、私をクラスから追い出したかったのだろう」と振り返る。ADHDの特徴は、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(すぐに行動してしまう)など。ただ、「衝動性」も「すぐ行動する」と考えれば、強い武器になる。実際、経営者にADHDが多いのも、「すぐ行動する」というよい面が仕事に活かされたからとも分析される。成毛さん自身、「どんなに無謀なことでも、思いついたらすぐやらないと絶対に気がすまない」という。いずれにしても、自らの発達障害をプラス面もマイナス面も武器にして人生を勝ち抜いてきたといえる。その成毛さんが自らの実体験を下敷きに、ビル・ゲイツの話や豊富な医学・サイエンスの知識にも触れつつ、誤解されたときのアフターケアの方法など、発達障害を武器にして生きてきたからこそ語れる実践術を教えてくれる。両親がどうやって成毛少年のよい面を伸ばしてくれたか、また成毛さんが自分の子供にどうやって接してきたか、精神科医の和田秀樹氏と香山リカ氏との対談も収録。

著者紹介

成毛 眞 (ナルケ マコト)  
1955年北海道生まれ。中央大学商学部卒業後、自動車部品メーカー、アスキーなどを経て、86年日本マイクロソフト設立と同時に参画。91年同社代表取締役社長就任。2000年退社後、投資コンサルティング会社インスパイア設立。10年おすすめ本を紹介する書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。早稲田大学ビジネススクール客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)