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チャイナ・インパクト 近隣からみた「台頭」と「脅威」

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-13-030211-1
4-13-030211-6
税込価格 4,620円
頁数・縦 261P 20cm

商品内容

要旨

主権・領土問題で揺れる台湾・ベトナム・フィリピン、華僑を多く抱えるタイ・マレーシア・インドネシア、中国移民で揺れるオーストラリア…。各国における中国の影響について最新の研究成果をもとに分析する、中国研究の新展開。

目次

チャイナ・インパクトという研究課題
1 主権・領海問題を抱えて(台湾―反中運動発生の力学
ヴェトナム―揺れ動く対中認識
フィリピン―分裂する国内の利益と中国評価)
2 華人世界の中の多様性(タイ―不安定な国内政治が生み出した対中関係
マレーシア―親中心理を支える構造
インドネシア―多様性が生み出す対中政策
オーストラリア―中国脅威論の歴史と現在)
チャイナ・インパクトの作動メカニズム

著者紹介

園田 茂人 (ソノダ シゲト)  
1961年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。中央大学教授、早稲田大学教授などを経て、東京大学東洋文化研究所教授
グッドマン,デヴィッド・S.G. (グッドマン,デヴィッドS.G.)   Goodman,David S.G.
1948年生まれ。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)で博士号取得。シドニー工科大学教授、シドニー大学教授などを経て、西安交通・リバプール大学中国研究部主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)