そして、バトンは渡された
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-16-390795-6
(4-16-390795-5) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 372P 20cm |
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書店レビュー
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そして、バトンは渡された
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
見事に2019年本屋大賞の栄冠に輝いた。年々、注目度が高まるこの賞のスゴイところは、なんと言っても選び方が本売りのプロフェッショナルである書店員たちの投票で決まるというところ。今回も一次投票には、全国493の本屋で働く623人の書店員が投票したという。しかも今回の大賞作品は、2位以下を大きく引き離してのぶっちぎりだったのだから、それだけでも読む気にさせてくれる。
お話は17歳のひとりの女性の物語。生まれてから4回も名字が変わるという数奇な運命をたどりながらも、まったく悲愴感がない。淡々とした日常の中の愛情とは何かをつくづく考えさせられる。著者瀬尾まいこのいっそうに思い入れがこもった作品だと感じる。(2019年5月1日)
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商品内容
文学賞情報 |
2019年
第16回
本屋大賞受賞 |
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要旨 |
血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。 |
出版社・メーカーコメント
私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。