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ケルトの想像力 歴史・神話・芸術

出版社名 青土社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7917-7029-8
4-7917-7029-3
税込価格 3,960円
頁数・縦 548,14P 20cm

商品内容

要旨

歴史、神話、芸術、英雄、女神、季節祭、コミック…魂のリヴァイヴァルまで。ケルト文化の全貌。ヨーロッパの「古層文化」を築き、現代まで息づくケルトの強力な想像力。自然の精霊に耳傾ける神話伝説、世界の美書『ケルズの書』の装飾、少数の力で世界を魅了し躍動させる発想。その螺旋的に循環する生命観に圧倒されない者はいない。汲み尽せぬ「創造の源泉」の謎に、第一人者が挑む。

目次

序章 ヨーロッパの根源を問い直す―ケルト文明とはなにか
第1章 『ガリア戦記』を越えて―古代フランスのケルト
第2章 ケルトの自然信仰―暦の知恵
第3章 動物という神々―生きとし生けるものの精霊
第4章 語りつがれてきた「ドルイド」―古代ギリシアから近代の「高貴なる野蛮人」まで
第5章 英雄と剣の生命循環―神話・伝説の深層
第6章 『ケルズの書』とケルト修道院―装飾と霊性のミクロコスモス
第7章 ケルト文化圏の伝統―旅・音楽・映画・デザイン
第8章 ケルト・リヴァイヴァル―「北方」の発見
終章 国民国家の表象

著者紹介

鶴岡 真弓 (ツルオカ マユミ)  
ケルト芸術文化史、ユーロ=アジア造形表象学専攻。早稲田大学大学院修了。ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学。多摩美術大学芸術人類学研究所長・芸術学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)