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須賀敦子の方へ

新潮文庫 ま−52−1

出版社名 新潮社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-10-121176-3
4-10-121176-0
税込価格 680円
頁数・縦 387P 16cm

商品内容

要旨

『ミラノ 霧の風景』で彗星のようにあらわれ、知と情熱をたたえた佳品を遺して逝った文筆家須賀敦子。少女をキリスト教の信仰へ、遙かヨーロッパへと誘ったものは何だったのか。今なお多くの読者に愛される作家を追想し、その文学の核心に迫る。カルヴィーノ、タブッキ、サバ、そしてユルスナール。人を愛し、書物を愛し、たぐい稀な作品を紡ぎ出した須賀敦子の歩いた道を丹念に辿り直す書。

目次

父譲りの読書好き―二〇一〇年冬・東京谷中、二〇〇九年夏・ローマ
激しく辛い追悼―二〇一〇年秋・兵庫県西宮市、小野市、東京東中野
「ぴったりな靴」を求めて―二〇一一新春・東京麻布十番
「匂いガラス」を嗅ぐ―二〇一一年春・東京麻布、大阪中之島、二〇一〇年秋・東京雑司が谷
戦時下に描く「未来」―二〇一一年夏・川崎市登戸、東京白金
「曲りくねった道」の入り口で―二〇一一年晩夏・東京白金
遠い国から来た人間みたいに―二〇一一年冬・東京広尾
だれにも話せないこと―二〇一二年春・東京四谷
あたらしい生き方に向かって―二〇一二年夏・東京信濃町
「思想の坩堝」のなかで―二〇一二年秋・名古屋、東京白金
海の彼方へ―二〇一二年冬・東京三田、兵庫県西宮市、神戸市

著者紹介

松山 巖 (マツヤマ イワオ)  
1945(昭和20)年東京生れ。東京芸術大学美術学部建築科卒業。作家・評論家。デビュー作『乱歩と東京』が日本推理作家協会賞を受賞、その他の作品に『うわさの遠近法』(サントリー学芸賞)『群衆』(読売文学賞)、小説『闇のなかの石』(伊藤整文学賞)などがある。2012(平成24)年建築学会文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)