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グリーフケアを身近に 大切な子どもを失った哀しみを抱いて

出版社名 勉誠社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-585-21043-6
4-585-21043-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 181P 21cm

商品内容

要旨

哀しみをかかえる人たちに寄り添うために―。3・11以降、日本でもよりいっそう必要とされるようになったグリーフケア。宗教学、人類学、民俗学、医学などの分野、医療従事者、自助グループなどさまざまな立場から、身近に実践できる方法として考える入門書。

目次

子どもの死、胎児の死へのグリーフケアを考える
第1章 哀しみを抱いて生きる(哀しみの中で物語を紡ぐ―『クレオ―小さな猫と家族の愛の物語』
『クレオ』とグリーフケア
グリーフケアの歴史と日本での展開)
第2章 子どもの死に向き合う(子どもの死を考える
震災で失った子どもとともに
グリーフケアとしての語り)
第3章 出産の場におけるグリーフケア(哀しみに寄り添う―民俗学の立場から
流産・死産に向き合う
産科医療の現場より
心に触れる人間関係に根差したグリーフケアを)

著者紹介

安井 眞奈美 (ヤスイ マナミ)  
国際日本文化研究センター教授。博士(文学)。大阪大学文学部日本学科卒業、同大学院文学研究科日本学専攻博士課程修了。専門は文化人類学・民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)