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長く高い壁

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-04-104829-0
4-04-104829-X
税込価格 1,728円
頁数・縦 298P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 長く高い壁

    文壇界の大御所、浅田次郎が圧倒的筆力を持って人間を描いた戦争ミステリである。舞台は日中戦争時代の万里の長城。第一分隊10名が全員死亡している前線に、従軍作家として赴いた探偵小説家が見たものとは。これは戦死なのか、殺人なのか。戦争をリアルな描写でとらえ、大義とは何か、戦争とは何かを問いかける。浅田作品のエッセンスを凝縮した作品である。まさに真骨頂。

    (2018年3月31日)

商品内容

要旨

1938年秋。流行探偵作家の小柳逸馬は、従軍作家として北京に派遣されていた。だが、突然の要請で前線へ向かうこととなる。検閲班長の川津中尉と共に、北京から半日がかりで辿り着いた先は、万里の長城、張飛嶺。そこで待っていたのは、第一分隊10名が全員死亡という大事件だった。なぜ、戦場に探偵作家が呼ばれたのか。10名は戦死ではないのか!?分隊内での軋轢、保身のための嘘、軍ならではの論理―。従軍作家の目を通し、日中戦争の真実と闇が、いま、解き明かされる。「戦争の大義」「軍人にとっての戦争」とは何かを真摯に捉え、胸に迫る人間ドラマ。

おすすめコメント

そこは戦地か、殺人現場か――。従軍作家が日本軍の闇に挑む。 日中戦争の最中。従軍作家として北京にいた流行探偵作家の小柳逸馬に、突然の前線要請が下る。万里の長城、張飛嶺で待っていたのは、分隊10名全員死亡という大事件。日中戦争の真実と闇が解き明かされる!

著者紹介

浅田 次郎 (アサダ ジロウ)  
1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞、司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、16年『帰郷』で大佛次郎賞など、数々の賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)