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長いお別れ

文春文庫 な68−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-16-791029-7
4-16-791029-2
税込価格 726円
頁数・縦 286P 16cm

商品内容

要旨

かつて中学の校長だった東昇平はある日、同窓会に辿り着けず、自宅に戻ってくる。認知症だと診断された彼は、迷い込んだ遊園地で出会った幼い姉妹の相手をしたり、入れ歯を次々と失くしたり。妻と3人の娘を予測不能なアクシデントに巻き込みながら、病気は少しずつ進行していく。あたたかくて切ない、家族の物語。中央公論文芸賞、日本医療小説大賞、W受賞作。

おすすめコメント

認知症を患う東昇平。遊園地で迷子になり、入れ歯は次々消える。ときにユーモラスな事態を起こしながら、病気は少しずつ進んでいく。

著者紹介

中島 京子 (ナカジマ キョウコ)  
1964年生まれ。作家。2003年田山花袋『蒲団』を下敷きにした書き下ろし小説『FUTON』でデビュー、野間文芸新人賞候補となる。2010年『小さいおうち』で直木賞を受賞し、2014年に山田洋次監督により、映画化。同年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞を受賞。2015年刊行の『長いお別れ』で中央公論文芸賞と日本医療小説大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)