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平面論 1880年代西欧

岩波現代文庫 学術 378

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-00-600378-4
4-00-600378-1
税込価格 1,166円
頁数・縦 247P 15cm

商品内容

要旨

近代的イメージは、いつ、いかにして出現したのか―。一八八〇年代以後の西欧に出現した映画、ファシズム、精神分析という「イメージ」の政治にかかわる二〇世紀的な「装置」を手掛かりに、絵画の二次元やスクリーンに投射される光の運動などの、前世紀の表象空間の特質を明るみに出す。

目次

表象空間の地滑り
1(「蝟集空間」
「無人空間」
“像”と“貌”
「現実的なるもの」をめぐって)
2(“枠”あるいは「イメージ」の自意識
鋳型・骰子・ページ
辱められた黄金
“面”あるいは「イメージ」の「場なき場」)
3(“面”から“幕”へ
時間の断面
鏡と幽霊
“幕”あるいは反=ナルシスの装置)
「平面」と「近代」

著者紹介

松浦 寿輝 (マツウラ ヒサキ)  
1954年東京生まれ。作家・詩人・仏文学者・批評家。東京大学名誉教授。東京大学大学院仏語仏文学専攻修士課程修了。パリ第3大学にて博士号(文学)を、東京大学にて博士号(学術)を取得。詩集に『冬の本』(高見順賞)、『吃水都市』(萩原朔太郎賞)、『afterward』(鮎川信夫賞)、小説に『花腐し』(芥川龍之介賞)、『半島』(読売文学賞)、『名誉と恍惚』(谷崎潤一郎賞)、エッセー・評論に『折口信夫論』(三島由紀夫賞)、『エッフェル塔試論』(吉田秀和賞)、『知の庭園 一九世紀パリの空間装置』(芸術選奨文部大臣賞)、『明治の表象空間』(毎日芸術賞特別賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)