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「保守」のゆくえ

中公新書ラクレ 615

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-12-150615-3
4-12-150615-4
税込価格 902円
頁数・縦 260P 18cm

商品内容

要旨

世界の無秩序化が進み、日本も方向を見失っている今、わたしたちは、「保守とは何か」を確認する必要に迫られている。改めて、成熟した保守思想の意味を問い直し、その深みを味わいのある文章で著したのが本書だ。「保守主義は政治の一部エリートのものではない。それは自国の伝統にある上質なものへの敬意と、それを守る日常的な営みによって支えられる」と、著者は述べる。本書が見せる保守思想へのまなざしは、ときに厳しくもまた柔軟で人間味豊かだ。

目次

巻頭二論(無秩序化する世界のなかで「保守思想」とは何か
「近代日本のディレンマ」を忘れた「現代日本の楽園」)
第1章 価値の喪失(革命幻想の末路
「あの戦争」は風化していない ほか)
第2章 意味ある生とは何か(「働くこと」の再構築
反核国家の「資格」 ほか)
第3章 歴史について(回帰する歴史と漂流する歴史観
ポツダム宣言の呪縛 ほか)
第4章 国民国家のために(欲望と暴力の支配する世界
傷ついたヨーロッパ ほか)

おすすめコメント

世界の無秩序化が進み、日本もそのなかにいる今、柔軟で成熟した保守思想の意味を問い、その深みを味わいのある文章で著した名作

著者紹介

佐伯 啓思 (サエキ ケイシ)  
1949(昭和24)年、奈良県生まれ。東京大学経済学部卒。同大学院経済学研究科博士課程単位取得。滋賀大学、京都大学大学院教授などを歴任する。2007年正論大賞受賞。著書に『隠された思考』(サントリー学芸賞)、『「アメリカニズム」の終焉』(東畑記念賞)、『現代日本のリベラリズム』(読売論壇賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)