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大人の恐竜図鑑

ちくま新書 1315

出版社名 筑摩書房
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-480-07121-7
4-480-07121-0
税込価格 946円
頁数・縦 264P 18cm

商品内容

要旨

三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の恐竜時代。温暖な気候のもと海も空も陸上も恐竜が制覇。哺乳類の祖先などは捕食者たちから、ただ逃げ回るしかなかった。もちろん恐竜同士も喰うか喰われるかの弱肉強食。白亜紀後期に最強の肉食恐竜であったティラノサウルスでも、トリケラトプスの角に突かれれば命を落とした。石頭のパキケファロサウルスも頭突き攻撃で怪我をした。人気恐竜の生態や進化、近年発掘された画期的な化石や地層、絶滅の真相など、最新研究の成果を大迫力のイラストで再現する大人のための図鑑!

目次

第1章 恐竜とは何か?(恐竜時代は白亜紀、ジュラ紀、三畳紀
牙をむき出しよだれダラダラの復元図 ほか)
第2章 三畳紀 恐竜時代の始まり(爬虫類の王国、誕生―2億5200万年前から2億100万年前
キノグナトスとカンネメエリア ペルム紀王者の末裔 ほか)
第3章 ジュラ紀 恐竜の巨大化と鳥の登場(海と陸、さらに空にも進出―2億100万年前から1億4500万年前
ヘテロドントサウルス 食性を推進する ほか)
第4章 白亜紀 温暖な楽園、南北で異なる進化(北では鳥盤類、南では竜脚形類が繁栄―1億4500万年前から6500万年前
イグアノドン 大きな歯で植物をばりばり ほか)
第5章 恐竜はなぜ滅んだのか(地球を焼き尽くした巨大隕石のパワー
KT境界の奇妙な粘土層 ほか)

おすすめコメント

日本で発見された化石、ブロントサウルス名が消えた理由、ティラノサウルスはどれほど強かったか……。恐竜研究の成果と雄姿を再現。

著者紹介

北村 雄一 (キタムラ ユウイチ)  
1969年長野県生まれ。日本大学農獣医学部卒業。サイエンスライター兼イラストレーター。生物進化から天体まで幅広い分野で活躍する。主なテーマは系統学、進化、深海、恐竜、極限環境など。『ダーウィン「種の起源」を読む』(化学同人)で科学ジャーナリスト大賞2009を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)