• 本

怪盗不思議紳士

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-04-105741-4
4-04-105741-8
税込価格 1,728円
頁数・縦 348P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • レトロながらも一味違う怪盗・名探偵譚!

    時は昭和の初め。世間を騒がせた怪盗がいた。その名も「不思議紳士」。
    変装の名人で神出鬼没。金持ちからしか盗みを働かず殺しはしない。義賊として庶民から喝さいを浴びていた。対するは名探偵・九条響太郎。互角の勝負を繰り広げていた。しかし戦争がはじまると怪盗も探偵も姿を消した。人々の心に淡い記憶を残して。

    そして戦後になり、日本はGHQの配下に置かれ、華族制度が廃止され財産が没収されつつある時、その財産を狙って「不思議紳士」が再び現れる。今度は殺しも辞さない残虐非道な盗賊として。本物かニセモノか。九条響太郎も脅迫を受け、ついに爆弾によって命を落とす。泣き暮れる探偵助手の草野少年。彼は復讐を誓う。

    そのとき九条の替え玉であったという男が草野の前に現れる。いったい何者か?次の獲物を定めた不思議紳士に草野は誓いを果たせるか?不思議紳士の変節の理由は?

    二転三転する物語。あの人物の意外な正体。社会派新本格ミステリの雄、我孫子武丸氏による一味違う怪盗・名探偵譚。必見です!

    (2018年5月7日)

商品内容

要旨

終戦間もない日本。戦災孤児の草野瑞樹は、ある事件をきっかけに探偵の九条響太郎の助手になる。警察にも頼りにされる名探偵・九条響太郎は、「不思議紳士」と名乗る、神出鬼没で変幻自在の怪盗とは宿敵同士で、数々の対決は伝説であった。戦時中鳴りを潜めていた不思議紳士の仕業と思われる強盗殺人事件が久しぶりに発生するが、調査の最中、探偵は爆殺されてしまう。悲しみと怒りにうち震えながらも瑞樹は虎視耽々と機を狙っていた。百戦錬磨の怪盗を相手に、少年の孤独な闘いが、幕開ける―!!

おすすめコメント

少年探偵と、宿敵である怪盗のバトルがいま始まる! 痛快ミステリ活劇。 戦後間もない日本。孤児の瑞樹はひょんなことから探偵・九条響太郎探偵の助手を務めることになる。凶悪な事件を引き起こす謎の強盗集団、怪盗不思議紳士の追跡に協力することになった矢先、衝撃的な事件が起きる!

著者紹介

我孫子 武丸 (アビコ タケマル)  
1962年、兵庫県生まれ。新本格推理の担い手の一人として、89年『8の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)