終わった人
講談社文庫 う26−19
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2018年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-293876-1
(4-06-293876-6) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 540P 15cm |
商品内容
要旨 |
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す―。日本中で大反響を巻き起こした大ヒット「定年」小説! |
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おすすめコメント
「定年って生前葬だな…」 衝撃的な書き出しで始まる内館牧子のベストセラー小説が、文庫化されました。 2015年の単行本発売時から書評を中心に数多く取り上げられ、話題を呼んだ作品です。 定年後のエリートの悲哀を描いた作品ですが、実際に読んだ方から、 「これは僕自身がモデルかと思った」 「読んで心が明るくなった。先々に希望が持てた」 「定年後の人生に道筋がついた気がして、心が解放された」 等、いまだかつてないほど出版社に読者カードが届いたそうです。 シニア世代はもちろん、現役世代にとっても将来避けられない「定年」という普遍的テーマを、シリアス且つユーモラス、そしてリアルに描いた一冊。 2018年6月には舘ひろしと黒木瞳出演で映画化されます。 ぜひ、ご一読ください。