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墓石が語る江戸時代 大名・庶民の墓事情

歴史文化ライブラリー 464

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-642-05864-3
4-642-05864-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

自らの想いや願いを石に刻むことが流行した江戸時代。当時の墓石からは、いかなる社会が見えてくるのか。歴史災害、大名家の見栄と建前、海運によるヒト・モノ・情報の交流に迫り、墓石文化の重要性を改めて考える。

目次

「石に刻まれた歴史」を読み解く―プロローグ
墓=墓石ではない!
墓石から何が分かるか?
墓石から分かる歴史災害
墓石に見る社会構造
大名墓に込められた思い
墓石に現れたヒト・モノ・情報の交流
「墓石文化」を考える―エピローグ

おすすめコメント

自らの想いや願いを石に刻むことが流行し、さまざまな石造物が作られた江戸時代。当時の墓(はか)石(いし)からは、いかなる社会が見えてくるのか。丹念なフィールドワークから、飢饉や疫病などの歴史災害、階層や家族など身分制社会の在り方、大名家の見栄と建前、海運によるヒト・モノ・情報の交流に迫る。墓の無縁化が進む現代に、墓石文化の重要性を考える。

著者紹介

関根 達人 (セキネ タツヒト)  
1965年、埼玉県に生まれる。1991年、東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。弘前大学人文社会科学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)