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紋章と時間 諏訪哲史文学芸術論集

出版社名 国書刊行会
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-336-06249-9
4-336-06249-8
税込価格 3,960円
頁数・縦 492P 20cm

商品内容

要旨

「時代錯誤な芸術至上主義者」を自任する著者が、“マイナー文学”を論じ、“聖”澁澤龍彦、“怪人の師”種村季弘を始め、カフカ、ランボー、村上春樹、夢野久作、中原中也、あがた森魚、四谷シモン、中島らも他を語る。本書だけに書き下ろした重要稿“言語芸術論”80枚に、多和田葉子・谷川渥との対談も収録。

目次

序章 言語芸術論―音楽と美術の精神からの文学の誕生
1 言語芸術について(神々との里程
「作為見透かし症候群」について ほか)
2 作家論・作品論(澁澤龍彦が遺したもの―生誕八十年に際し
自画像としての静物たち―『澁澤龍彦ドラコニア・ワールド』 ほか)
3 音楽・美術・その他(若きスノッブたち―哲学科時代の思い出
一筆書きツァラのこと ほか)
4 自作について(いま小説を書くということ
『アサッテの人』と『りすん』 ほか)

著者紹介

諏訪 哲史 (スワ テツシ)  
1969年生まれ。作家。「アサッテの人」で第137回芥川賞と第50回群像新人文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)