• 本

ひと

出版社名 祥伝社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-396-63542-8
4-396-63542-7
税込価格 1,620円
頁数・縦 296P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 周囲の人が優しければ、こんなに救われるんだなぁ!

    不幸にも両親を亡くし、天涯孤独となってしまった聖輔。なけなしの小銭でコロッケを買おうとしたところ、それを譲ってしまうことから、彼の人生に転機が訪れる。心優しい人たちに囲まれ、前を向いて進んでいく姿に、読者の涙腺は崩壊必死。
    『本の雑誌』2018年上半期第2位に選ばれた、珠玉の一冊です。

    (2018年8月29日)

出版社・メーカーコメント

たった一人になった。でも、ひとりきりじゃなかった。両親を亡くし、大学をやめた20歳の秋。見えなくなった未来に光が射(さ)したのは、コロッケを1個、譲(ゆず)った時だった―――。激しく胸を打つ、青さ弾(はじ)ける傑作青春小説!そんな君を見ている人が、きっといる――。母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師だった父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を東京の私大に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔(かしわぎせいすけ)は20歳の秋、たった一人になった。全財産は150万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜(そうざい)屋で、買おうとしていた最後に残った50円のコロッケを見知らぬお婆(ばあ)さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。