サラブレッドに「心」はあるか
中公新書ラクレ 619
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2018年4月 |
ISBNコード |
978-4-12-150619-1
(4-12-150619-7) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 282P 18cm |
商品内容
要旨 |
「今日はできればレースに出たくないなあ」「絶好調!誰にも負ける気がしない」など、馬の気持ちがわかったら―とは、馬券を買ったことのある人なら、一度は思うことでしょう。残念ながら馬は人間の言葉を話してはくれません。しかし、その心理と行動に関する研究の進歩には目覚ましいものがあります。本書では、その成果を余すところなく紹介します。 |
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目次 |
第1章 馬のこころとからだ―視覚、聴覚、嗅覚から、癖、心理まで(視野350度の馬が見ている世界 |
おすすめコメント
「今日は絶好調だとか、走る気はないよとか、馬がしゃべってくれればなあ」というのは、競馬ファンの誰もが抱く、しかし決して満たされることのない願いです。本書の著者は、馬の心理学、行動学に通じた「馬研究」の第一人者。「視野350度の馬が見ている世界とは?」「立ったまま眠れるのはなぜか」「草しか食べないのになぜ大きくなるのか」といった一般的な“馬学”から、「レース前に平常心でいるかどうかの見分け方は」「隣の馬に咬みつこうとする馬がいるのはなぜ」など、競馬に関する疑問まで、最新の研究成果を踏まえて答えます。「馬はいまレース中だということがわかるのか、勝つとうれしいのか」という究極の問いには、過去に武豊騎手と行った対談を解説付きで再録、「競走馬の心」に迫ります。