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常世の花 石牟礼道子

出版社名 亜紀書房
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-7505-1546-5
4-7505-1546-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 175P 20cm

商品内容

要旨

人間を超え、生類へと広がる世界を見つめ続けた石牟礼道子。『苦海浄土』をはじめ数々の名著を遺して世を去った作家が生涯を賭して闘ったものとは何だったのか。作家と親しく交流し、NHK「100de名著『苦海浄土』」で講師もつとめた批評家がその精髄に迫る。石牟礼道子と著者の対談も収録。

目次

1(亡き者の言葉を宿した闘士
黙する魂を受け止める使命 ほか)
2(二つの「自伝」
言葉の彼方にあるもの ほか)
3(荘厳の詩学―石牟礼道子の原点
『苦海浄土』が生まれるまで)
4(荘厳する花―石牟礼道子の詩学)
5(魂という遺産
最後の文人 ほか)

おすすめコメント

故人と親しく交流し、NHK「100分de名著 『苦海浄土』」で講師もつとめた批評家が、希代の作家の真実に迫る。

著者紹介

若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
批評家・随筆家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞、2018年『詩集見えない涙』にて詩歌文学館賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)