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古代史から読み解く「日本」のかたち

祥伝社新書 535

出版社名 祥伝社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-396-11535-7
4-396-11535-0
税込価格 886円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

「日本」という国号が定まり、「天皇」という称号が成立した七〜八世紀。今に続くこの国の原型が出来上がった。古代史を専門とする歴史学者と、古代を舞台にした作品を数多く発表してきたマンガ家が語り尽くす。浮かび上がったのは、日本が現代も抱える問題点だった。

目次

第1章 この国の成り立ちを考える(私の作品の根幹にあるもの
日本には、古代も中世もなかった ほか)
第2章 天皇について考える(『天上の虹』の執筆理由
持統天皇は悪人か ほか)
第3章 政治と権力闘争を考える(乙巳の変は母子喧嘩!?
歴史学者たちの解釈 ほか)
第4章 戦争と外交を考える(日本の地政学的条件
近くて遠いアジア ほか)

出版社・メーカーコメント

この国の始まりは困難の連続だった――天智は、天武は、持統は、蘇我氏は、藤原氏は、何を悩みどう対処したのか?新たな説も飛び出し、対論は白熱!●日本には、古代も中世もなかった●天孫降臨(てんそんこうりん)神話の謎●邪馬台国はどこにあったのか●大王(おおきみ)→天王(てんおう)→天皇●乙巳(いっし)の変は母子(おやこ)喧嘩!?●中臣鎌足は大人物ではない!?●遣唐使が持参したものと、しなかったもの●白村江(はくそんこう)の戦い・敗北の真相●壬申の乱の原因・里中説●壬申の乱の原因・倉本説●歌から読み解く、持統天皇の内面●持統天皇行幸(ぎょうこう)の謎●なぜ藤原氏は栄えたのか●帝国・中国の本質――本書の目次より■古代を知ることは、現代を知ること「日本」という国号が定まり、「天皇」という称号が成立した7〜8世紀。今に続くこの国の原型が出来上がった。「古代もさまざまな事件が起きましたが、それらへの対処を見ると、現代人と同じようなことで悩み、苦しみ、喜んだと思えるのです」(里中)。「歴史を学ぶ意味があるとすれば、人間が過去から学ばず、同じ過(あやま)ちを繰り返す愚(おろ)かな存在であることを知ることにこそ、存在するのです」(倉本)。古代史を専門とする歴史学者と、古代を舞台にした作品を数多く発表してきたマンガ家が語り尽くす。浮かび上がったのは、日本が現代も抱える問題点だった。

著者紹介

倉本 一宏 (クラモト カズヒロ)  
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授、博士(文学)。1958年三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。専門は日本古代政治史、古記録学
里中 満智子 (サトナカ マチコ)  
マンガ家、大阪芸術大学教授。1948年大阪市生まれ。高校在学中に『ピアの肖像』でデビュー(第1回講談社新人漫画賞)。『あした輝く』『姫が行く!』で講談社出版文化賞、『狩人の星座』で講談社漫画賞、全作品および活動に対して文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)